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2004年6月25日
中国上海国際展示会

 16年6月に、上海で印刷紙器ダンボール関係の国際見本市が開催され、私も広島紙器工業組合 青年部の一員として視察をしてきましたので一部、内容と感想を報告します。

 近年、めざましい経済成長をとげている中国は一度自分達の目で確かめてみたいと思っていました。その中でも今回、視察を行った上海では世界各国からの企業が集まり、別名アジアのニューヨークと言われ、とても興味を持っていました。そこへ今回の上海展示会への視察を紙器組合の方々から、お話を頂き実行する事が出来、とても感謝しております。

 まずは上海国際展示会の内容を報告させて頂きます。上海中心部から車で約30分離れた場所にある6万uの敷地内では7つのブースがあり、その中にはアジアだけで無く世界各国の印刷紙器ダンボール関係の機械や商品などが多数、展示されていました。各国の展示品には、クオリティの高い物と低い物の差がかなりあり、それぞれの国の技術レベルが把握出来ました。

1、 木型に関しましては、板を切るに日本ではレーザーを使用した機械加工が主流ですが、中国では糸ノコを使用した手加工が主流になっているようで刃の加工についても自動曲げ機は導入されておらず手動の機械を用いて加工されています。

2、 サンプルカッターに関しましては、日本と中国のメーカーから出展されていましたが、中国では余り関心が持たれて無いようでした。

3、 トムソンに関しましては、日本 中国 台湾の企業から自動平盤打ち抜き機やビクが展示してありしたが、自動平盤打ち抜き機はビクと比べて、製造能力では遥かに勝りますがコスト面が高い為、中国ではビク(60万〜)の方が主流になっています。ちなみに中国での1枚当りの抜き工賃は、日本円に換算すると50銭〜70銭位だと聞きました。
4、 グルアーに関しましては、中国の企業よりも他国の見学者の方が多く見られました。グルアーは中国でも多少は導入されているようですが、労働人口が多い中国では価格の高いグルアーを設備するよりも、多数の労働者を雇い手作業で糊付けを行う方が、企業としてはメリットがあるようです。

5、 印刷機に関しましては、日本とヨーロッパの大型機械は展示されていましたが、中国製の物を見かける事はありませんでした。

6、 貼函の機械に関しましては、クォリティの高い物から低い物まで様々な国から出展されていました。糊付け機(エアー給紙機付き) コンベア 折り込み機までの手貼り1ラインのコストが日本円で約130万になります。全自動やラッパーは日本製の物が出展されており、F4タイプは中国、台湾製も展示してありました。

7、 表紙貼りの機械に関しましては、中国と台湾の機械が出展してあり、中には全自動の表紙貼り機も見る事が出来ました。上海で目にした貼函の中では表紙付きの物が多数見られました。上海市内では個人向けの紙屋が多数あり、中には日本の製紙メーカーの見本帳や商品も見られました。タント四六判 200枚包みの1枚単価が91円で販売されていました。その他、吉野屋の並盛りが156円で販売されていました。

 最後に府中紙工及びREGAL CORP.の皆様へ
上海では大変お世話になりました。
皆様のお陰で安心して視察する事が出来、良い勉強になりました。
本当にありがとうございました。
(有)高橋紙工商会 高橋 裕

 

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